躯体図の描き方

躯体図に関する知識と具体的な作図方法を解説します

「躯体図の書き方」の記事一覧

人通口の設置位置例

人通口の位置とサイズ

前回はピット階に設置される、というか施工段階で開けられる人通口の存在意義について書きました。 各スパンのピットは地中梁によって分断されている為、それぞれのピット間を移動する為には人通口が必要不可欠ということ。 そしてピッ […]
人通口の設置例

人通口を設置する目的

今まで何回かに分けて、ピット階の釜場についての色々な話をしてきましたが、いかがでしょうか。 考えるべきポイントはそれほど多くはありませんので、ここでもう一度だけおさらいしておきましょう。 ・どこに設置するか ・ポンプが入 […]
釜場と取合う地中梁の表現

釜場に絡む地中梁

前回は、釜場の情報を実際に基礎伏図へと入力していく手順について説明をしてきました。 ただし、まだ説明が途中になっていますので、引き続き基礎伏図の作図手順について話を進めていきましょう。 どこまで話が進んだのかというと、釜 […]
基礎伏図での釜場表現-2

釜場の表現方法について

前回は釜場の底部分と地中梁との関係について考えてみました。 水を集めるという目的がある為、釜場はピットの床で最も低い位置にあることが多いです。 よって、地中梁よりも低くなりすぎていないかどうか、全部の釜場を確認する必要が […]
釜場部分の断面図

釜場と地中梁の関係

前回は釜場の役割とか考え方とか、そのあたりの話をしてみましたが、前々回の内容とかぶってしまいました。 2回説明するほど重要な部分というわけでもないんですけど… とは言っても、基礎伏図を作図するにあたり、釜場はしっかりと検 […]
釜場までのメンテナンスルートも検討していく

釜場を決める要素とは

前回は配管ピットについて色々と書いてみました。 主に設備が使用するピットである為、建築だけで進めても最終的な段階までまとめることが出来ません。 設備の検討結果と合わせてはじめてピットが完成する、ということをしっかりと覚え […]
ピット内はどうしても設備との調整が必要になる

水槽によって考えること

地下ピットは設備が主に利用するスペースであり、いくら設計図通りに基礎伏図を作図しても変更になる可能性がある。 前回はそんな話をして、さらに「建築施工図は変更があるのが当たり前」という話もついでにしてみました。 まあこのあ […]
ピットは配管との調整が必須になる

水槽は建築主体じゃない

前回は地下ピットの区分、特に地下にある各種水槽の区分について書きました。 水槽がどのように配置されるかを最初に確認しておき、その結果を基礎伏図に反映させる、という手順ですね。 それがベストかどうかは分かりませんが、よりど […]
ピット・水槽の種類は結構たくさんある

ピットの種類は色々ある

ピット階の床スラブと地中梁とがどのような関係になっているか、というあたりについて前回は書いてみました。 あとは設計図と建築施工図の関係についても少し。 何も考えず設計図通りに作図していくと、設計図で見過ごしていた問題点が […]
基礎伏図の作図 断面図の不整合例

床レベルと地中梁の関係

前回は基礎伏図の作図ステップで、ピット階の床スラブ記号を記入するあたりを説明しました。 ただし、床スラブ記号に記載された数字の意味だけしか説明することが出来ていません。 それだけでは建築施工図として不足なので、今回は床ス […]