「躯体図の書き方」の記事一覧(2 / 9ページ)

湧水ピットと配管ピット

地下ピットにおける通気管の役割について、前回は私の個人的な疑問を含めて書いてみました。

ちなみに、あまり(というか全然)躯体図の書き方に関係ないですけど…

「ピットにおける…」とかいう表現を使うと、なんとなく難しい文章を駆使しているみたいに見えますね。

書いていることはあまり難しくないくせに、なんか色々なことを考えていそうな雰囲気があります。

全然そんなことないんですけど。

ただ、このサイトでは「出来るだけ分かりやすい表現で」躯体図の書き方を説明していこうとしています。

実現出来ているかは別の話として、目指すところはそこにある訳です。

だからあまり小難しい表現は避けたいのですが、文章力の限界などもあるので、ある程度は笑って許してやってください。

通気管の役割と疑問と

前回までの何回かで、連通管と通気管を設置する位置とサイズについて説明をしてきました。

それを躯体図の書き方として、どのように表現していくか。

これが結局は一番重要なことなんですけど、躯体図の書き方についてはまだ説明をしきれていません。

もう少し後で具体的に説明をしたいと思ってますので、もうしばらく考え方についてお付き合いください。

水を流す役割をもつ連通管と、空気を通す役割をもつ通気管を、それぞれ2ヶ所ずつ設置し、メンテルートであれば人通口も設置する。

これによって、地中梁で分断された各ピット同士がつながり、水と空気と人が行き来出来るようになるんですね。

まあ自由自在に行き来とまでは言いませんが…それでも、全くつながっていないのとでは大きな違いです。

で、今回取り上げたいと思っているのは引き続き「通気管」です。

地下ピットに設置される通気管というのは、実際にどんな役割を持っているのか、私の個人的な意見も含めて書いてみます。

連通管と通気管の位置

前回は連通管と通気管の概要について書いてみました。

あまり躯体図とは関係ありませんが、「連通管」「通気菅」と文字入力をする際、どうも「菅」が「間」になってしまいます。

いつも記事をアップしてから一度読み返すのですが、今回は半分くらいの確率で「連通間」になってました。

ATOKの文字変換がだめなのか、私が単に間抜けなのか。

ATOKはそこそこ頭が良いはずなので、普通に考えると原因は私なのか…という結論になりそうです。

躯体図を作図する時も、もしかしたらそんな表現があったかも。

今まで現場からそうした苦情が来たことはないので、きっと「連通管」だと伝わってると思いたい…。

あまり現場には影響がない要素で良かったですけども。

ちなみに、気をつけていても間違えるのが「消火器」と「消化器」。

建築施工図で使うのは「消火器」だと分かっていても、時々「消化器BOX」とか書いちゃってます。

こちらも躯体図の作図には全く関係ない話ですね…

こんな話はこの辺にしておき、今回は連通管と通気管の設置位置について考えてみましょう。

連通管と通気間の役割

ピット階の人通口についての話と、その直上階に設置する床点検口についての話がようやく終わりました。

正直なところ、最初に書こうと思っていた文章の長さに比べて、だいぶ長い説明になってしまいました。

書いている自分でも、どこまで説明したかを途中で忘れそうでしたが、読んでいる方にとってあまり読み易くはなかった気がします。

書籍などの場合、全ての原稿を書いてから全体を見直すことが出来ますが、毎日少しずつ更新していく場合はこのあたりが難しいですね。

一応目次を作って、それに沿って書いているのですが…

と、説明が分かりにくいことへの言い訳を少ししておき、これから次の項目に入っていきます。

と言ってもまだピット関連の話が続き、今回は人通口とセットで考えられることが多い「連通管」と「通気菅」についてです。

床点検口位置のポイントその4

前回は床点検口の位置を決める要素として、上階の部屋がどんな種類なのかを考慮する、ということを書きました。

このあたりの話は設計が考えるべきことだとは思いますが…

それでも、躯体図を作図する本人がそういう内容を知っておいて、特に困るような話ではないはずです。

ただ単に設計図通りに建築施工図を作図するのではなく、躯体図にプラスアルファの内容を盛り込む。

これは建築施工図を技術的な面だけでなく、ビジネスとして捉えた時に必要になる考え方です。

そしてそれを実行する為には、今回の内容も押さえておいた方が…ということで、床点検口の位置を決める要素の続きです。

床点検口位置のポイントその3

床点検口位置を決める際のポイントとして、上階の壁位置を避けるという基本的な話を前回は書いてみました。

当たり前の話なんですけど、これを頭に入れておかないと、そんな当たり前の事を見逃すこともあるんです。

時間に追われて躯体図を作図している時は特に。

基本的な部分を間違えると、是正をお願いするのが非常に恥ずかしい、という話も前回ついでに書きました。

そういう目に遭わないように、基本的なところからきっちりと押さえておくことをお勧めします。

仕事でやってしまうミスのほとんどは、知識不足からくるのではなく、確認不足が原因なんですよね。

床点検口位置のポイントその2

床点検口というのは、配管などをメンテナンスする為に用意されたピット階への入り口です。

ピット階へ降りるという性質がある為、昇降設備の都合が良い位置に床点検口が必要となります。

昇降設備とか大げさに言ってみても、単にステンレスの棒を曲げただけのタラップですけど…

一番楽なのは、タラップによる昇降ではなく、階段を設けるとかエレベータを設けるとかです。

ですが、使用頻度とコストのバランス、入り口の数が限定されるなどの問題があるのでやはり難しいですね。

多分、今後いくら建物の設備とかデザインが進歩したとしても、ピット階に降りる手段は変わらないと思います。

タラップが自動的に動くようになる、などの機能がついたら一度は乗ってみたい気もしますけど。

ちなみに、割と規模の大きな建物の場合、部分的にピットが深い場所があったりします。

もちろん落ちないように背カゴが付いていますけど、そういう場所のタラップを降りるのはかなり怖いです。

床点検口位置のポイントその1

建築施工図の話とは全然関係ありませんが、ちょこっとだけサイトの見た目を変えてみました。

素人丸出しのサイトデザインだったから、もう少し頑張って…とか思ってチャレンジしたのですが。

やり始めてすぐに、自分の能力とセンスでは出来ないこともある、ということを痛感することになりました。

でも、もう戻れないところまでスタイルシートを書き換えていて、バックアップも取ってないという始末。

…という感じで、割と残念な結果に終わりました。

特に色の選び方。これは本当に難しいですね。

多分一つ一つはそれほど変な色を選んでないんですけど、それを総合的に見ると何かが違う。

これがプロと素人の差なんでしょうね。

人通口計画の注意点

前回はピット階へのメンテナンスルートとして、床点検口と人通口の関係がどんな感じになっているか、簡単に説明をしました。

人通口と床点検口の関係でちょっと極端な例を出し、実際にどうなるかも想像してみましたが、いかがでしょうか。

床点検口が1ヶ所しかない場合にどうなるか、そして各ピットごとで大量にある場合にどうなるか。

どちら側に極端でもメンテナンスは不便になる、ということがなんとなくイメージ出来たのではないかと思います。

実際に人通口を潜ったことがない人にでも、それがイメージ出来れば良いのですが…

今回はピット階のメンテナンスのまとめ、ということで、床点検口の数と位置についての注意点をいくつか挙げておきます。

人通口と床点検口の関係

前回は人通口のサイズと位置について、通ることが出来る最低限の大きさと、構造体に与える影響について考えてみました。

私自身は職業柄、残念ながらピット階に入って人通口をまたぐ機会がなかなかありません。

なので、人通口のサイズについては想像の域を脱出することが出来無い、というのが正直なところです。

よく「実際に行ってみるといいよ」と言われたりするのですが、怪我をすると現場に迷惑がかかるので、ピット階は遠慮しちゃうんですよね。

このあたりの経験不足が、実際に現場作業をしない建築施工図作図者の苦しいところです。

多分これは私だけじゃないはず、なので…

パソコンに向かってずっと建築施工図を作図している人が、突然立ち上がって空中をまたぐような仕草をしたり。

もしそんな状況を見かけたら、「ああ、何か想像しながら作図してるんだな…」と温かい目で見てやってください。

経験していなくっても、建築施工図を作図する側は必死に想像力を駆使しながら作図をしているんです。

もちろん、経験をしているに越したことはありませんけども。

サブコンテンツ

このページの先頭へ