躯体図の描き方

躯体図に関する知識と具体的な作図方法を解説します

床仕上や下地がなんであれ表層はフラットになるように調整

床仕上材による床下り

前回は様々な条件で、FLよりも床が下がる場合について箇条書きで説明をしていきました。 仕上材によって下がる場合と、仕上のレベルが既に下がっている場合。 コンクリートスラブを下げる必要があるのは、大きく分けて上記の2パター […]
スラブを下げるパターンを知っておく

床が下がる要素を考える

私が実際に現場で躯体図を書いている時に、本当にやらかしてしまった失敗の数々… 前回はその中のひとつについて、簡単に話をしてみました。 そういった失敗をたくさん経験して、なおかつまだ見捨てられず施工図を書く仕事が出来ている […]
構造図の内容プラス作図者の知識や経験が必要

基礎が床よりも高いと…

基礎のレベルを決める際には、居室の床がどの高さにあるのかを考慮して、そこから飛び出さないように。 それが構造図に記載されているレベルだったとしても、それをそのまま鵜呑みにして躯体図を書くのはダメです。 前回は基礎のレベル […]
躯体断面図の一例-床レベルが下がった場合

基礎と床の関係を考える

躯体図を書いて基礎のレベルを決める為には、最終的な仕上を考慮しておかなければならない。 前回はそんな話をしましたが、概要だけの説明ではあまり上手いこと伝わらないと思います。 今ではそんな説明をしている私も、昔はその意味を […]
最終的には建物の構造は仕上に隠れることを意識する

基礎を入力する際に

前回は躯体図を書く手順として、まずは一番の基準となる通り芯の作図について書いてみました。 最近は(と言うセリフを長いこと続けているので、もうかなり前から)設計図のCADデータが手に入ることが多いです。 だから、安易に通り […]
最初が肝心なので通り芯は自分の手でしっかり作図した方が良い

通り芯のデータ活用

躯体図を書く為に気をつけることを説明しようとして、今まで私が経験したことを色々と書いてしまいました。 おかげで全然具体的な話が出来ていませんけども… 設計図に書かれていることだけを盛り込んだ躯体図では、現場が満足すること […]
失敗には様々なパターンがあって結構困ります

怒られながら覚える

前回は私がまだ経験の浅い頃に実際体験した話を少し書いてみました。 今でこそ「こうした経験は自分にとって貴重な経験となりました」みたいな心境にもなりますが、まあ当時はそれどころじゃないです。 もう冷や汗ダラダラの世界ですね […]
時には設計図を無視する必要がある場面も

基礎と地中梁の関係

構造図に沿って躯体図を書いていき、まずは構造図通りの内容で躯体図を完成させ、そこがスタートとなる。 前回はそんな内容の話をしましたが、実施のところあまりピンと来ていない方も多いのではないでしょうか。 私も昔はそうでした。 […]
様々な場所の納まりが検討された段階で躯体図は完成

設計図通りの躯体図

この項目では、実際に基礎伏図を作図するにあたり、作図の手順とは別のポイントについて書いていきます。 躯体図の書き方の重要な要素である、納まりの考え方とか、検討が必要なのはどんな部分かとか。 そんな話をして行ければと思って […]
躯体図作図手順のおさらい

躯体図の完成まで

躯体図の書き方を説明ということで、まずは基礎伏図の図手順について色々と書いてきました。 手順については大まかに説明をすることが出来ましたので、ここでひとまずまとめてみようかと思っています。 少しずつ説明をしていると、段々 […]