今まで2回に分け、建築施工図を作図するツールであるCADの種類についていくつかお話をしてきました。
具体的なCADの種類としては、たったの4種類しか説明出来ていない訳ですが…
それでも私は充分だと思ってます。
ちょっと言い訳っぽい感じになってしまいますが、今回はそのあたりの話をしてみましょう。


■広く浅い知識よりも
説明出来るCADの種類が4種類というのは、解説サイトという形をとっている割には少ない。
読んだ方はそう思われるかも知れませんね。
私もまあ多くはないと思います。
でも正直な話をしてしまうと、私が内容を説明できるCADの種類なんて実際そんなものです。
よく知らないものを説明するのは難しい。
世の中にはもっとたくさんのCADがあって、恐らくその中にはもっと便利な機能を持つものもあるでしょう。
しかし現実的に考えると、仕事で使いこなせるCADは多くて2種類が精一杯じゃないかと思います。
私はCADの評論家ではなく、現実に仕事でCADを扱うプロフェッショナルなんです。
だからこれくらいで充分!ということにはなりませんが、それでも…
広く浅い知識よりも大事なのは、専門分野に関するより深くて濃い知識ではないでしょうか。
あまりたくさんのCADを知るよりも、いくつかのCADについて誰よりも知っている。
これこそがプロとしてあるべき姿だと思っています。
…と、最後に何となく言い訳っぽくなっちゃいましたけど、CADの種類に関する説明はこれにて終了です。
その他にCADについて私はあまり上手く説明出来ませんし、もし調べて説明したとしても単なる受け売りになりますから。
そのあたりについては、それらのCADのプロにお任せです。
ちなみに、先ほど「仕事で使えるのはせいぜい2種類」と書きましたので、ついでに私のことも書いておきます。
私の場合は建築施工図を作図するCADとして、主にAutoCAD(オートキャド)を使っています。
かれこれ10年以上も毎日使っているCADですから、もう自分の手みたいな感覚ですね。
このところソフトが重くなってきて不満がたまってますけども、とりあえず私の愛用CADはAutoCAD(オートキャド)です。
仕事の関係で時々jw_CADも使いますが、毎日使っている訳じゃないので使いこなすスキルはがくっと落ちます。
野球で例えると、プロ野球と草野球くらいの差かな。
AutoCAD(オートキャド)の操作に関しては、大抵の方に負けないくらいのスキルがあるつもりです。
もちろん誰よりも早くて正確、という訳じゃないけど…
まあコンマ何秒とかでNo.1を競ってる訳でもないので、ある程度の水準までスキルを高めておけば問題ないでしょう。
多分私のスキルはそこまでは来てると思います。
一方jw_CADのスキルはというと、いつまで経っても初心者の域を出ない、という状態ですね。
得意というか出来るのは印刷とデータ変換だけ、みたいな感じ。
ちなみに余談ですが、AutoCAD(オートキャド)の操作感について、jw_CADに劣ると言われることが結構あります。
そのあたりの話については、今後気が向いたら色々と書いてみたいと思います。